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鍵をハイセキュリティーキーにする

鍵も日々進化しており、防犯性能が高いハイセキュリティーキーも様々なものが存在します。
例えばディンプルシリンダー錠やマグネットタンブラーシリンダー錠、ロータリーディスクタンブラー錠といったタイプは複雑な構造を持ち、防犯性能に優れた鍵です。さらに近年では、電子的に施錠を行えるデジタルキーも開発されています。

様々なハイセキュリティーキー

鍵の束

鍵にはたくさんの種類があり、中には防犯性能が高いハイセキュリティキーも存在します。
ディンプルシリンダー錠は、日本の住宅で一般的に使用されるピンシリンダーをより複雑にしたタイプのキーです。ピンの本数が多く複数方向から刺さるためピッキングに強いのが特徴です。
マグネットタンブラーシリンダー錠は、側面にマグネットが埋め込まれています。表面にも磁石が入っていて、タンブラーと磁石が反発することで内筒が回転する仕組みです。S極とN極の配列が全て合わないと回転しないため、非常に防犯性能に優れます。
ロータリーディスクタンブラー錠は、外筒と内筒を貫くロッキングバーとタンブラーが別に存在します。そのため、正しい鍵を差し込むことで、タンブラーの切先とロッキングバーが合致し、内筒に収まることで開錠できる仕組みです。

電子錠の特徴と防犯効果

デジタルキー

さらに近年では、電子的に施錠を行えるデジタルキーも開発されています。
正しい番号を入力することで開く暗証番号錠やカード錠を取り付けた住宅も増えつつあります。銀行をはじめとする高度なセキュリティが必要となる場所で使われる生体認証錠は、指紋や静脈、顔など個人を特定することで鍵を開けることが可能です。
一般家庭ではまだそれほど普及していないのが現状ですが、後から設置できる配線のいらない乾電池式のタイプも防犯用に多く販売されています。鍵を持ち歩く必要がなくなるので鍵をなくす心配がなかったり、オートロックタイプであれば閉め忘れがなくなるなどのメリットに加え、ピッキングにも強いため防犯効果も期待できます。
また、玄関扉を電子錠にしているというだけでも侵入犯からは防犯意識の高い家、というふうに見られるので狙われる可能性を下げることにも役立ちます。